タイを代表する日系5つ星ホテル
ホテルオークラは、日系を代表する高級ホテルで、ホテル「御三家」の1つと言われているほど歴史のあるホテルです。タイにも数少ない日系ホテルがありますが、そのうち1つを代表するのがこのオークラプレステージバンコク。

タイ・バンコクの一等地であるBTSプルンチット駅から徒歩3分で着ける好立地には、日本の底力を感じさせられます。

高層階でラグジュアリーなひと時
オークラホテルには私の憧れである和食のお店「山里」も入っています。数々の受賞歴があり、ミシュランガイドにも掲載されている名店であり、本格的な会席料理を楽しめるお店として昔からとても有名です。そんな有名店と同じ24階の一角に洗練されたエリアがあります。

それがアフタヌーンティーを楽しめる「アップ&アボーブ レストラン&バー」

レストランのようなルームの作りはしておらず、開けた空間ではあるものの、立地と内容に魅了された人々で満席だったこの日。



ふと隣を見上げると天井にはたくさんの日本らしい絵柄の凧が飾られているのも印象的です。

そんな中で頂くアフタヌーンティーメニューに期待が高まります。
四季折々のアフタヌーンティー
毎年決まったルーティンで用意されるというアフタヌーンティーメニュー
- 1-3月 椿
- 4-6月 桜
- 7-9月 ラベンダー
- 10-12月 紅葉
このベースに沿って、毎年メニューが組まれているそう。10月になって変わったばかりの紅葉のメニューは贅沢な日本を感じることのできる見た目も秋がたっぷり詰まったデザイン

セットで選べるお紅茶はティーの王様、MARIAGE FRÈRESのもの。

あのルイ14世も愛飲していたと言われる貴賓高いお紅茶です。メニューには無いのですが、新しいフレーバーとして加わった「オレンジ香る緑茶がオススメです」とのことで私はそれを、お友達はアールグレイを頼んでいました。

テーブルプレースも紅葉らしさいっぱいの可愛いデザインのものが敷かれており、高揚感を高めてくれます。少しすると紅茶が運ばれて来たのですが、私の頼んだオレンジ風味香る緑茶が抜群に美味しく、さすがマリアージュフレールと感動!

KOYO MENU
運ばれてきたボックス仕立てのセットは、2段目の扉を自分で引くことが可能です。

目にもいっぱいな秋メニューとなっていますが、年中南国のタイとだけあって、オレンジなど意識して使っているものの食材は夏っぽいものもあり様々。2人用で1セット1,950++バーツ(約8,000円)

スコーンはプレーンとレーズンのスコーン。

付け合わせにブルーベリージャム&カッテージクリームとシンプルでしたが、形が四角と特徴的。
別皿で来たパッションフルーツシャーベットはとても綺麗なフォルムで、まるでクリームのような滑らかそうな見た目。

溶けてしまう前に先に食べると、爽やかで軽い甘さで口の中で瞬時にとろけてしまいました。

いつものように頑張ってメニューを解読しながら食べていたのですが、途中でスタッフさんにメニューは無いですか?と尋ねるとしっかり用意されていたようで、私たちが見落としていただけだった模様。

なんと親切な、1つ1つが明確に分かるメニュー表までも用意されていたのですが

ここら辺はさすが日本ブランドホテルだと感心しました。
セイボリー

サンドウィッチがしっとりで、わさびがほのかに効いているからなのか不思議とお茶漬けを彷彿させる味わい

ダッグバーグのサンドウィッチにオレンジの甘露煮がアクセント

唐揚げ風スパイシータルト

サーモンとフルーツの爽やかタルト
スイーツ

爽やかなオレンジパッションフルーツ

ベルベットは甘すぎず、チーズクリームアクセントで美味しい

中の模様が印象的なフワフワのケーキ


美味しくないわけがないショコラのボンボンはとても滑らかな舌触り

フィナンシェに見えない形ですが、ヘーゼルナッツチョコでコーティングされたどっしりとインパクトの残るスイーツ

以前カペラでも同じ様なビジュアルのケーキを食べたのですが、オークラの団子スイーツのが好み!甘酸っぱさがありつつホワイトチョコとのバランスが良く、意外とペロリと食べてしまったお品


これは太鼓判を押したいほど美味しかったかぼちゃプリン。滑らかな舌触りと濃厚ならカボチャのプリンは一気に秋を感じられるスイーツ。コンブチャが使用されているとなっていますが、そこには気づけませんでした笑
見た目和菓子のようで全て洋菓子テイストだけど、甘すぎない素材の味を上手に引き出している繊細さに日本の細やかさを感じることができます。

エレベーター前も紅葉していました!
まとめ
ついに憧れていたオークラにてアフタヌーンティーを楽しんで来ましたが、立地最高!駅直結なので雨が降っても大丈夫だし、こんな一等地で優雅な時間を楽しめるなんて幸せの極みでしかありません。肝心なアフタヌーンティーメニューも、さすが日本人シェフが腕によりをかけて作っているメニューとだけあって、繊細で素材の良さをより引き立てている味わい。チョコレートやどっしりとしたアフタヌーンティーメニューが多いシーズンの中、他とは違う新しい味わいを楽しめるアフタヌーンティーとなっています。
The Okura Prestige Bangkokの詳細
営業時間 | 14:00-17:00 |
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TEL | 02 687 9000 |
住所 | 57, Park Ventures Ecoplex 57 Witthayu Rd, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330 |
行き方 | BTSプルンチット駅から徒歩3分(直結) |
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