【Resonance(レゾナンス)】オープンから5年。進化を続けるミシュラン獲得店で、何度訪れても新しい感動に出会えるランチコースが登場【バンコクグルメ】

Resonanceとは

バンコクのファインダイニング好きなら、一度は名前を聞いたことがあるであろう「Resonance(レゾナンス)」

2021年10月、コロナ禍の真っ只中にソフトオープンしてから、早くも約5年。

当時から「絶対に成功する」と感じていた Resonance ですが、その想いは現実となり、2024年からはミシュラン一つ星を3年連続で獲得する実力店へ。今では、バンコクのグルメシーンを代表する一軒として、世界中の美食家からも注目を集めています。

実はオープン直後にもブログを書いているのですが、ミシュラン掲載を機に「お祝いも兼ねてもう一度伺いたい」と思い、親友と久しぶりに再訪しました。改めていただいた下村シェフのお料理は、やはり繊細で奥深く、一皿ごとにさまざまな表情を見せてくれる、一言では語り尽くせない魅力があることを再認識。

さらに以前にはなかった待望のランチコースがスタートし、ディナーもコース数によって価格を選べるフレキシブルなスタイルへと進化していました。初めての方にも、訪れたことがある方にも、その時のシーンや予算に合わせて楽しめる内容にさらにアップグレードしていたので、今回改めて現在の Resonance をご紹介したいと思います。

以前の記事はこちらから

Gagganで腕を磨いた日本人シェフ・下村俊介氏

以前の記事でもご紹介しましたが、Resonance のオーナーシェフ・下村俊介氏は、世界的に有名なレストラン「Gaggan」でヘッドシェフとして活躍されていた実力派シェフ。

前回のシェフはこちらから

当時20代前半という若さで、世界最高峰の舞台で料理を任されていたことにも驚きましたが、そこから独立し、自分のお店を持つという夢を早々に叶えた姿を間近で見させていただき、尊敬すると共に、応援しているうちの一人です。

流石のミシュラン常連店。スタッフさんのサービスから、料理まで、全てに置いてさらに磨きがかかっていました。

以前のブログでも話しているのですが、すごい経歴を持つ下村氏ですが、我が家とは犬を通じてファミリーで仲良くさせてもらっている唯一の犬友。普段は俊くんと呼ばせてもらっているので、改めて下村氏と呼ぶと凄く違和感があります。

複数のコースが誕生!

今年の春から始まった素晴らしいお客様思いのサービスが開始。ミシュラン店ではかなり珍しいと思ったのですが、現在は用途や予算に合わせて選べるように、コースもかなり充実しています。

  • 7-Course Discovery Lunch 2,900++バーツ
  • 10-Course Vegetarian Experience 3,200++バーツ
  • 10-Course Weekday Experience 3,900++バーツ
  • 12-Course Essence of Resonance 4,500++バーツ
  • 14-Course Signature Journey 7,200++バーツ

今回は待望のランチ「7-Course Discovery Lunch(2,900++バーツ)」をいただいてきました。

ランチコースだから内容もカジュアルに?と思いきや、そんな印象は皆無。内容もディナーにも負けない満足度でした。

行ってみたいけど、敷居が高く行きにくい…なんて方には迷わずランチコースから Resonance を体験してみて欲しいです。

毎度新しいメニューに出会える喜び

今回一番驚いたのが、隣の方とは全く違うメニューが運ばれてきているという点!

お食事が終わった後に直接俊くんから聞いたのですが、レゾナンスでは来店履歴をデータで管理していて、できるだけ以前と同じ料理が出ないように考えてくださっているそうなんです。

ミシュランを取り続ける努力に加え、いらっしゃるお客様方にも、何度訪れても新しい料理が楽しめる仕組みとなっているホスピタリティには脱帽。これはリピーターには本当に嬉しいサービスですよね!実際に俊くんの作るお料理に惚れ込み、50回以上通ってくれてるお客様もざらにいらっしゃるそう。

5年で50回、、?ほぼ月1通ってるお客様がいることにも目がまん丸になりました。

レゾナンスは四季折々を大切に捉えるファインダイニングですが、ここまで細かくゲストごとに管理してくれるレストランはなかなか珍しいのではないでしょうか。

「また行きたい」が「また違う料理を楽しみに行きたい」へ思考も変わる素敵なお店です。

ランチでも特別感あふれる空間

ここからご紹介するランチの内容ですが、まず店内はディナーと同じようなシックで落ち着いた雰囲気。スタッフの皆さんは皆グレーでぴしっとスーツを着こなし、インカムで指示を飛ばすというスマートさです。

程よい距離感でサービスしてくださるので、居心地の良さも抜群です。

店内は5卓に加え、さらに完全個室のVIPルームも完備しています。ここ、今まで気づかなかったのですが、今回実際利用してる方々がおり、お部屋の存在に気づきました。お店を丸っと貸切利用もできるそうなので、接待や記念日、特別なお祝いにも使い勝手が良さそう。

席によってはエアコンに直撃する場所もあり、私が寒そうな素ぶりをしたところ、すぐにスタッフさんがブランケットをご案内してくださいました。

こういう細かな気配りが自然にできるところも、ミシュランで星を取り続けるホスピタリティなんだなと感じました。

7-Course Discovery Lunch

まず最初にやってきたこちらの一皿。

Toro Iwashi

名前の通り、とろけるような鰯。

そこへ柚子が香る透明感あるスープが重なり、アボカドのオイル感が全体を優しく包み込みます。

さらに、いぶりがっこの塩味と食感、茗荷の爽やかな香り、そして山椒のスパイシーさ。和食なのか、イタリアンなのか、、。その境界線を軽やかに飛び越えるような、とても美しいスターターにあっという間に心を掴まれました。

続いて、美しく女子力高まりそうなこちら

Fig

チェンマイ産のフレッシュないちじくを使った一皿。

周りのサクサクとしたシナモン風味の衣は、どこかドーナツのような親しみも感じられます。中にはとろけるようないちじく。さらにピンクキャビアのプチプチ感や、鮮やかなピンク色のピクルスのシャキシャキした食感。

様々な食感が一皿の中に詰まっていて、とても楽しいポーションでした。まるでアート作品のような、おしゃれなサラダをいただいている感覚です。

正直、人生で一番美味しいガレットになったこちら

Tuna Galette

もちもち食感のガレットに、濃厚でねっとりしたマグロ。そこへ何種類もの野菜やハーブが加わり、一口ごとに香りが変化していきます。

見た目以上に軽やかで、何枚でも食べられそう。ガレットを美味しいと思えたことが今までの人生でなかったのですが、本当にガレットへの概念が変わった。この一皿だけでもまた食べに来たいと思えるほど印象に残りました。

続いて、今回一番感動したお料理

White Asparagus & Hotaru Ika

香ばしく焼かれたホタルイカと、濃厚な肝の旨味。

そこへクリーミーなソースとチーズのクルトン、さらに塩漬けした卵黄がコクを加えています。主役のホワイトアスパラはシャキッとした歯切れを残しながらも驚くほど甘い!

素材一つひとつの魅力を最大限に引き出した、完成度の高い一皿でした。

これまた印象深かった

Grilled Vegetable

見た瞬間に思わず「かわいい!」と声が出たお料理ですが、こちらの使われているお野菜全てが、タイ産のものというのだから尚更驚きが増しました。

チェンマイなどで採れた旬の野菜を、パイケースように美しくたっぷりと盛り付けられています。

クワイ、れんこん、さやえんどう、筍、ズッキーニ、とうもろこし、かぼちゃ、じゃがいもと豊富な種類。それぞれ火入れが完璧で、水々しさが溢れる新鮮なお野菜たち。日本産なら納得できるのですが、タイ産のものでもここまでレベルの高い食材があるのかと感動させられるお料理でしたが、きっとこのメニューが特別美味しいだと思っています。

仕上げにかけられたウニのソースは、チーズのような濃厚さとコーンのような甘みも感じられ、お野菜との相性が抜群でした。

毎日でも食べたいと思えるほどお気に入りの一皿でした。

そしてメイン!

Harami

ぷりっと厚みのあるキラキラと輝きを放つ、美しいハラミ。盛り付けされているお皿もとても美しい。

レアに焼き上げられていますが、驚くほど臭みがなく、肉本来の甘さだけが際立ちます。ビーツのピクルスやソースとのバランスも絶妙。コースの中ではしっかりボリュームがある方ですが、美味しすぎてあっという間に完食してしまいました。

焼肉でも1番大好きなメニューですが、改めてハラミってこんなに美味しい部位なんだと再認識できる一皿でした。

これも牡蠣好きにはたまらないメニュー

Oyster

宮城県産の大粒の牡蠣を使ったリゾット。

お米の芯の残し方が完璧なアルデンテ。牡蠣の肝まで感じられる深い旨味が、綺麗な深い緑色(パセリかな?)のリゾット全体に溶け込んでいます。びっくりするほど大粒の牡蠣は、ミネラル感たっぷり。一口食べるごとに海の香りが広がります。

しかも、こちらはテーブル毎に小さなポットで提供される演出も素敵。思わず「もっと食べたいなぁ」と思っていたところ、おかわりどうですか?と案内してもらったので、ポットに残っているものを夫婦で分けて足していただきました。いっぱい食べて幸せだ〜

食後のスイーツ

コースの〆に欠かせないのがスイーツ。レゾナンスのランチでは2種のメニューが出てきました。

Camembert Ice Cream

以前いただいた記憶もありましたが、(ブログを確認したところモッツァレラでした)やっぱり最高に美味しい、レベル高すぎるチーズのアイスクリーム。マスカルポーネの濃厚さに、トリュフの香り。ナッツの食感がアクセントになり、大人のデザートという印象です。

さらに感動したのは、スプーンまでしっかり冷やされて提供されること!

細部まで妥協しない姿勢が全力で伝わってきました。

そしてもう一つ、最後は栃木県産「とちおとめ」を使ったスイーツ。

Strawberry

見た目はどら焼きのようですが、中はふわっと軽いスフレケーキ。クリームも重たさがなく、いちご本来の甘さや香りを引き立てています。さすが日本の苺。コースの締めくくりにぴったりの爽やかなデザートでした。

まとめ

いやもう、全てが最高でした!!オープン当初から応援しているレストランだからこそ、今回改めて感じたのは「進化し続けること」の素晴らしさ。正真正銘のミシュランスターレストランです。

料理の完成度はもちろん、サービス、空間、そしてリピーターへの細かな配慮まで、どれを取っても以前よりさらにレベルアップしていて、「また絶対に来たい」と自然に思わせてくれる内容です。

バンコクには数多くのファインダイニングがありますが、その中でもレゾナンスは、一度訪れただけでは語り尽くせない魅力が溢れています。毎回違う料理に出会えるという楽しみもあり、季節ごとに足を運びたくなるはず。

帰り際にお土産でもらえるフォカッチャも大好き!家に帰ってからも余韻に浸らせてくれるホスピタリティーは最高の一言に尽きます。

記念日や大切な人との食事はもちろん、少し贅沢なランチをしたいという日にも本当におすすめです。オープンから約5年経ちますが、これから先もどんな進化を見せてくれるのか、楽しみでなりません。

俊くん、数々の素晴らしい料理をありがとうございました!

Resonanceの詳細

営業時間金土のみランチ 12:00 ~ 14:30 / 18:00 ~ 22:00 (日曜定休)
TEL094 798 2897
住所108, 4 Sukhumvit 65, Phra Khanong Nuea, Watthana, Bangkok 10110
行き方BTS エカマイから車で5分
SNS Instagram / Chef’s IG
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