様々な化粧水を使用してみて
過去に、ハトムギ化粧水のようなお手頃な化粧水からSK-IIのような高い化粧水や、エステサロン専売品の化粧水などありとあらゆる化粧水を試してきた私ですが、一周してとてもシンプルなものを使ってみようと思い、数年前から手作り化粧水にハマっています。
手作り化粧水を始めたきっかけ
数年前からオーガニックというワードがとてもブームで街にはオーガニック用品やオーガニックが売りのカフェやレストランなどが瞬く間に増えていきました。その頃モデル兼タレントの平子理沙さんが当時ブームで、彼女の持つ美肌のベースは拘った手作り化粧水というこで、平子理沙さんの手作り化粧水が一世を風靡していた事をご存知ですか?
手作り化粧水のメリット・デメリット
手作り化粧水をする上でのメリットは
- 材料一つ一つが安価なので抵コスト
- とても簡単に作れる
- 自分の肌のコンディションで調合を変えられる
- 化学薬品不使用で安心
メリットがあれば同様にデメリットもあり、
- 長期保存不可
- 調合する物の成分をしっかり見極める必要がある
- 頑張ってもデパコスのような高級感や特別感は無い
こんな感じです。私はあまりお肌が強い方ではないので、自分で使うものはなるべく把握していたいと思うタイプです。材料を見てみるととても簡単!思い切って手作り化粧水を作ってみようと思うようになりました。
手作り化粧水の材料
私の手作り化粧水は至ってシンプルです。
- 精製水
- グリセリン(植物性)
- 尿素
この3点のみです。シンプル過ぎて驚きませんか?精製水はお水を濾過した不純物の含まれていない綺麗なお水ということは想像出来たとしても、

その他2点〈グリセリン・尿素〉が分からない方の為にざっと説明しますね。
グリセリンとは

特徴を挙げると
- 単価が安い
- 保湿力に優れている
- ほとんどの物は安全性が高く、毒性が低い
- 水と混ぜると発熱する
- 水溶性なので水に溶けやすい
つまり、精製水と相性が良くパーセンテージを変えれば保湿の度合いも変えてくれる成分となっていて、基本的には使用したい物(今回においては精製水の量)に対して5-10%ほど混ぜるだけ(⚠︎直接皮膚に付けると濃度が濃過ぎて逆良くない)で、保湿力をグッと上げてくれる役割をします。
色味も無ければ、匂いも無く、とろみが若干あるかなというような液体です。グリセリンには数種類の物があるのですが、化粧水に使用する場合には植物性グリセリン、今回私の購入したFOOD GRADE(食品用)と記載されているようなものを使用してください!
尿素とは

人間の尿からも排出されている成分の一種で、肌への馴染みもとても良いとされています!
強い保湿成分を持っており、配合量は違えど、赤ちゃんの保湿剤にも含まれているほど安全で身近な成分です。良く日本の冬に使うような薬用ハンドクリームに尿素入りなんて言葉を目や耳にしたことはありませんか?尿素は保湿効果にとても注目を置かれています。しかし、濃度の強すぎるものは肌荒れを引き起こす原因となってしまうので、その点は注意しましょう。
実際に手作り化粧水を作ってみよう!
今回は日本へ帰国出来ない最中なので、タイで揃えられるもので、私の過去作っていた手作り化粧水を再現してみました^^
材料は先程紹介したこちら

左から整理食塩水(55バーツ) / グリセリン(38バーツ) / 尿素(15バーツ) の3点です。全部で108バーツ(324円)で1,000ml以上の化粧水が作れます♡
⚠︎生理食塩水はヒトの体液とほぼ等張に調整されたものですが、お肌がすごく弱い方々は精製水で作った方がおすすめです
今回は久しぶりの手作り化粧水という事もあって、アレンジもせずスタンダードな配合量で作っていきたいと思います!
まず煮沸消毒した容器(今回は写真用にこんな簡易カップ笑ですが、実際は化粧水用のボトルに作ります)に100mlの精製水を注ぎます。

次に尿素を小さじスプーン1/2を入れて、精製水に溶かします。

クルクル混ぜていると割と直ぐに溶けます。
そして最後にグリセリン小さじ1を加えてまたクルクルと混ぜます。


はい、これで出来上がりです!

どうですか!驚くほど簡単ではないですか。作り方は本当にこれだけです!
目安としては1週間程度で使い切れる量を作るのがベストなので、このくらいが丁度良いのではないかと思います^^日本の冬はとても乾燥するので200mlとか作り置きしてました!価格も安いので惜しみなくジャバジャバ使えるのがとても嬉しいポイントです♡


使ってみて、もう少しさっぱりしたい方はハッカ油やハーブオイルを加えてみたり、保湿力が欲しい方はグリセリンをもう少し足してみたり、ヒアルロン酸の原液などを入れるのもあり^^
各材料をタイで購入出来る場所
今回この手作り化粧水を作る為に数件ドラッグストアに行ったのですが、日本では当たり前に出会えていた尿素ですら、薬局で購入する事が出来ず、大手通販サイトのLAZADAより購入しました。
グリセリンは薬局に一応あったものの、どこもホウ砂入りのグリセリンしかありませんでした。

⚠︎18の上の小瓶
これは消毒や雑菌に使う為の物のようなので間違っても顔に付けたりしないで下さいね!!危険です。結局ドラッグストアては植物性グリセリンは手に入らなかったので、こちらもLAZADAより購入しました。日本で購入していた時の1/10くらいの価格なので、届くまで不安でしたが、今のところ問題なさそうです^^笑
精製水(または生理食塩水)はドラッグストアでもコンビニでもスーパーでもどこにでもあるので、こちらは使いやすいものを選んでください。
日本で使っていたラインナップ
ちなみに、日本で手作り化粧水を作っていた時に使用していたものはこの組み合わせです。良ければ比較や参考にしてみてください。
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まとめ
タイでは暑いお国柄かさっぱり成分が好きなのか、エタノール入りの化粧水に良く出会うイメージがあります。エタノール成分は嫌いではないですが、出来ればナチュラル成分に近いコスメでお肌を労っていきたいので、自分のコンディションに合わせて配合の変えれる手作り化粧水はとてもオススメです。長期保存が出来ないので少し面倒な所がネックですが、毎週自分のお肌を観察しながらもっと自分に時間をかけて、お肌を愛でてあげてはいかがでしょうか^^お勧めの配合やaddしているおすすめな物質が有ればぜひ教えてくださいね^^
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