セントレジスバンコク
以前もブログ内で紹介したことのあるセントレジスバンコクのアフタヌーンティー。今回はなんと、タイで大人気の和 Peace Oriental Teahouseとコラボしたアフタヌーンティーを楽しめるということで、一足先に楽しませていただきました。
雨季の時期にはすごくすごくありがたい、数少ないBTS直結のホテル。ここセントレジスなら、どんなに嵐だろうと濡れることはない作りです。
駅構内からセントレジスは目と鼻の先
4番出口直結となっており、徒歩5秒で敷地に辿り着く近さです
足が悪い方にも来やすい用になのか、はたまたスーツケースを運びやすいためなのか、短いけれどリフトも付いています。
24:00-6:00の間はホテルの宿泊者でないと通れなくなってしまう通路なのですが、アフタヌーンティーは基本的に日中に利用するから問題なし。
この通路を利用しての到着フロアは2階となっており、
アフタヌーンティー会場である12階のThe St. Regis Barへと向かうことができます。
新メニュー
10月1日から11月30日までの新メニューのアフタヌーンティーですが、なんと、タイで大人気の”和 Peace Oriental Tea House”のコラボメニューとなっています。
先日、メディア向けに開催されたお披露目イベントがあり、ひと足先にお邪魔させて頂きました。
会場には華やかに揃えられたディスプレイと、
左から和Peace Oriental Tea Houseのオーナーさん、スイーツ担当のパティシエすん、セイボリー担当のシェフ、St.Regis Bangkokのマネージャーさん?が同席され、今回のメニューに対する思いなどをお話ししてくださいました。
St.Regisのアフタヌーンティーの始まりは、ニューヨーク五番街にオープンした本館の、”ケーキとティーのみ”のシンプルなものではじまったそうですが、当時のセントレジスでは、特にアフタヌーンティーを特別なものとし、大切にして来た歴史があるそう。今では数多くのセイボリーやスイーツが流行りということもあり、時代に合わせその形を少しずつ変えてきたんだとか。
今回のアフタヌーンティーもまさに、現代的なメニューとなっております。
2人用2,500++バーツで用意されたメニューですが、とても珍しいことにティーペアリングがあるアフタヌーンティーとなっております。
ティーペアリングのアフタヌーンティーとはなんなのか、全貌をご紹介していきます。
和 Oriental Tea Houseとは
6年前にオープンした、タイで大人気のお抹茶をはじめとしたメニューが味わえるティーハウス。オープン当初にたまたまこのカフェに行き、人気の高さに驚いた記憶なのですが、オーナーさんはタイ人のお方。
抹茶から始まったカフェの歴史だそうですが、現在ではお茶のメニューも沢山増やしているんだそう。フルーティーなお茶は非常に価値があると考えており、チェンマイやチェンライ、北タイ地方に住む方の支援や地球環境にも良いプロジェクトが出来るよう、現在でも支援を続けているそう。山に住む人々の手助けにもなるように、自分たちのブランドが長く続けばいいとも考えているとお話ししてくださったオーナーさん。
和 Oriental Tea Houseではお抹茶をはじめ、ほうじ茶、煎茶、中国茶を楽しめるメニューが揃っています。
和Peace Oriental Tea Houseのコラボメニュー
豪華なラインナップで作られたメニューですが、今回の目玉は何と言っても和 Peace Oriental Tea Houseとのコラボ
2つのティーを合わせるといった珍しいメニューとなっており、
- Tieguanyin Tea paired with savories(中国茶)
- Sencha Tea paired with desserts(日本茶)
ペアリング式で楽しめるユーモアさは今まで体験したことのないアフタヌーンティーでわくわくします。
Scones, Savories, Desserts, and end with Miso Caramel Bonbonと食べるおすすめ順も細かく説明していただいたので、その順番で食べ勧めていきたいと思います。
スコーン
まずいただいたのはスコーン。温かいうちに食べるのが鉄則のスコーンですが、なんと秋らしく柿が使われたテイストとなっております。
柿が使われたスコーンはとても珍しく、酸味とコクを感じるハーモニー。
セントレジスのスコーンは、バンコクのアフタヌーンティーきっての大きな大きなサイズで、生地がなめらかで、食べ応えがあり、まさに秋らしさ溢れるお味。
毎度思うのですが、ここのクロテッドクリームが美味しすぎるので是非ともご賞味してほしいところ。
セイボリー
セイボリーはTieguanyin Teaと合わせていただきます。
ゴルゴンゾーラの風味が優しく香り、上にのる葡萄との爽やかなコラボレーションは中国茶と非常に相性が良いです。
お抹茶の香りが強すぎず、ゆずジェリーの爽やかさと蟹身がおいしすぎる一品!
これは爽やかで夏っぽい風味だけど、めちゃくちゃ好き!メニューの中で1番好きなメニューでした。
ほうじ茶のクリームが優しく香り、追いかけるように生ハムの香ばしさとメロンピクルスの酸味が来るセイボリーらしい、セイボリー。
メロンピクルスはサクサクとした歯応えでクリスピー感もありとても美味しい。
コーンの中に抹茶クリームがふんだんに仕込まれたマンゴーとエビのカクテルアイス風。甘みもありながら、お抹茶のまろやかな風味も楽しめる歯応え抜群お味。
これまたイタリアン!な味で美味しすぎるセイボリー。唯一、味濃いめでチーズとバジルが豊かに香るイタリアーンなチェリートマトのタルト。
デザート
お抹茶やその他ティーの風味を上手に織り交ぜたメニューたち。
周りのダックワーズが甘く香ばしく、ほうじ茶との相性がすばらしく良い好みのスイーツ
プリプリの粒のピンクグレープフルーツと、ほんのり甘いミルクプリンが斬新なコラボレーション。
上にのったハニーの粒も新しく、甘さも程よく優しい一品。
お抹茶はやっぱりほっとする美味しさ。さすが和 Peace Oriental Tea Houseのシグニチャーとだけあるなと納得の味!
ダークチョコとの相性も甘過ぎずベスト。
これが一番アフタヌーンティーっぽくて好きなメニューだったかな。秋らしい栗を使ったフィナンシェですが、通常のフィナンシェとは一味異なり、ザクっと固めでまるでクッキーのようなお菓子感覚。
秋大満足メニューです。
ご一緒だったタイ人の方々が絶賛していたお味噌とキャラメルの組み合わせ。濃厚なもの同士、相性も非常に良く、ご褒美スイーツのような高級なお味。
少しアルコールが入っているそうだけど、お味噌の風味が強く、アルコール感はさほどしないかな?
乾かない&アルコールも飛びにくいように、笹の葉で包んでるお気遣いもお茶とのペアリングを一層格式高いものに仕上げてくれる演出。
まとめ
今までありそうでなかった、和 Oriental Tea Houseとのコラボアフタヌーンティー。華やかでフルーティーなメニューを得意とするThe St.Regisとのコラボメニューは、相性抜群で秋らしさを存分に体験できる内容となっています。お気に入りのメニューが色々ありましたが、一番好きだったのはセイボリーのMatcha and Yuzu Jelly Crab Saladと、スイーツのChestnut, Blackcurrant Financierでした。ペアリングという新しいティーの楽しみ方もとてもワクワクして面白かったので、是非新しいアフタヌーンティーとして楽しんでみてほしいメニューです。
The St.Regis Bangkokの詳細
営業時間 | 13:00-17:00 |
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TEL | +66 2207 7777 |
住所 | 159 Rajadamri Road, Bangkok |
行き方 | BTSラチャダムリー駅直結 |
SNS | HP / FB / Instagram |
fb.bangkok@stregis.com | |
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