秘境で穴場!タイ・トラン県から行ける島6選【保存版】

その他

トランとは

バンコクから1時間30分で辿り着くタイ南部にあるトラン県。街そのものが美食として知名度がありつつ、アンダマン海へ浮く島々へも日帰りで行ける海好きの楽園。

今回は世界一に輝いたビーチをはじめ、穴場ビーチなどを含め6つの島を紹介いたします。

ショート動画はこちらから

トランから行ける島々のツアー

タイ南部トラン県には、プーケットやクラビ、シミラン諸島に負けないほど透明度抜群の海と白砂ビーチが広がっています。

観光地化されすぎていない のどかな雰囲気 もとても魅力で、アンダマン海から採れる新鮮なシーフードが驚くほどリーズナブルに食べれることも醍醐味のひとつ。

今回は、トランから訪れた6つの離島を、アクセス方法・注意点・魅力 とともに各島々をご紹介します。

いろんなローカルのツアー会社がありますが、今回利用したのはトラン県内のパークメン埠頭目の前にある「Jaravee Tour」。

日帰りで利用できるのですが、

  • 1Dayツアー 1人 1,500B
  • 島巡り(Emerald Cave – Koh Chueak – Koh Ma – Koh Waen)
  • 昼食付き
  • トイレ&シャワーあり
  • カフェ併設

ローカルツアーではありますが、英語も通じるし、とてもフレンドリーで明るいスタッフさんばかりなので、安心して参加できる初心者にも利用しやすいツアーです。

パークメン埠頭からはナショナルパークとなるため、入島料がかかります。

入島料大人子供 (3-14)
タイ人50 (60歳以上無料)30
外国人200100

入島料を支払い、ここからツアーの始まりです。(ツアー料金とは別でした)

船に乗り、いよいよアイランドホッピングに出発です。

クラダン島(Koh Kradan)

まず、トランに行く上で第一に紹介したかったのは、間違いなくこの島。

2023年に「World Beach Guide」で紹介された絶景ビーチを誇るクラダン島

アンダマン海の島々は、11月から乾季に入り、海の青さが一層際立つベストシーズンを迎えます。

 浮島に着岸。

 

着陸浮島 (陸)
服装水着 または ビーチウェア
トイレあり
シャワーあり

白砂のビーチがパウダーのようにサラサラとし、人も凄く多く、売店やツーリストインフォメーションを構える立派な観光ビーチ。

私たちは着岸したメイン側のビーチでピクニックランチをしましたが、逆側のビーチは、なんと!映画『ジュラシックパーク』のロケ地になったこともあるそう。

時間帯によっては砂浜が消えることもあり、行くのに少しレアな場所だそうです。

この日は大半がトランから来ていましたが、中にはランタ島からの船もあり、両場所から来ることが可能だそうです。

ビーチすぐもお魚パラダイス!

ムック島(Koh Mook)

私が行った島々の中で、ずば抜けてチルな雰囲気が漂うムック島。

ここロングステイを好む西洋人から人気の島だそうで、コンビニはありません。しかし、カフェやビリヤード場はあり、ゆるく楽しめる秘境の地。

ヨガが盛んだそうで、ローカルな人々はベースがムスリムだそうですが、のら犬が沢山いたりすほど、”素朴な楽園”の雰囲気。

島民のための大型フェリーで 50B [ 朝8:00 / 昼12:00発着 ]もあるそう。

着陸船着場の階段に着岸
服装船では濡れないので普通の服でOK
トイレ場所により
シャワー場所により

島全体には飲食店・宿もあり、タクシー代わりのサムローや、レンタルバイクもあるので便利です。

ここの島で1番の見どころはエメラルド洞窟

船で洞窟前まで行き、海にそのままダイブするスタイルです。

三角に広がる入り口から、真っ暗なトンネルの中を進むので、ライフジャケット着用(必須ではなく推奨)。

チームのメンバーと列車のように肩を掴みながら縦に並んで泳ぎながら進む経験はまさにツアー。

スタッフさんが防水カバンにスマホを預かってくれるのですが、持っていくのが吉。ちなみにこのツアーでは、スタッフさんがGoProを使って写真や動画を撮ってくれます。

洞窟を抜けると出口の先には、光に照らされた”秘境のラグーン”が広がります。

思わず声が出てしまうほど、神秘的で美しい空間。

見た通り、洞窟をおといで抜けた先なので、トイレもシャワーも何もないです。

リボン島(Koh Libong)

のどかで広大な島。岸がなく、ビーチに着岸するため、水に濡れてしまうので水着もしくは短パンやビーチサンダル推奨。

ここの必見は、写真スポットとして有名な潮が引いた時に現れるコッリボン石橋。

砂浜や島内散策があるため、ショートパンツ・濡れても良いサンダルが望ましいです。

朝夕の干潮時はベストフォトタイムで、ごつごつした岩を歩くのでビーサンなどが理想。ちなみに私は事前情報なく、ワンピに裸足で行って大変なことになりました笑

着陸船からビーチへ
服装短パン または 水着
トイレなし
シャワーなし

天然ジュゴンウォッチング

ここの石橋から真反対側にあるエリアでは日により”天然のジュゴン”が見れるとのことで、ジュゴンウォッチングも含むツアーに参加[1 船 2,000B]。

このリボン島単体に来る場合には、1人たった50Bで乗れる、乗り合いの船もあるそうです。

あいにくこの日は水位が高かったそうで、ジュゴンは海へ遊びに行ってしまい、不在。会うことができませんでした。

島内は、サムローというバイクとサイドカーのようなタクシー代わりなもので移動します。リボン島を巡る半日、1日ツアーもあるそう。

ここはムスリムヴィレッジと呼ばれるほど、ムスリムの方が多いが、野良犬も結構いるそうで、珍しく共存している場所。

雰囲気はバンコクから隣のノンタブリー県にあるクレット島をもっと大きくして、更に島の要素をたっぷり加えたような、凄くのどかな楽園のような感じ。男性は船仕事、女性はサムローの運転手と役割分担がされてるんだとかで、興味深かったです。

この日のお昼は島内で有名なジャナイシーフードというローカルなレストラン。

床が抜けており、下には海から入ってくるお水があって普通に魚が泳いでいます。

違和感があり少し怖いけど、シーフード料理が全て美味しく、特にカニとイカが最高でした♡

現地の人もたくさん来ており、とても人気高い様子が伺えます。オススメです!

チュアック島 (Koh Chueak)

透明度が高く、シュノーケリングが楽しめる島!

浮島着(完全に海)なので、水着必須。島に上陸はできないので、基本は海の上で遊ぶ場所となります。

スタッフさんがロープを張ってくれるので、波がある日は掴みながら泳ぐと安心。

30分ほど遊泳しましたが、アンダマン海は塩分濃度が高いのか、本当に泳ぎやすい!

綺麗な魚や珊瑚も沢山あり、リアル水族館です。

着陸
服装水着
トイレなし
シャワーなし

ウェン島(Koh Waen)

ツアーの第2ポイントで行った島。こちらもシュノーケリング向けの穏やかな海で、島に上陸は不可のため、海からダイブします。

先程のチュアック島よりも魚が多く住みつき、水中で見れる魚群の群れに大興奮しました。

ここも浮島着なので、水着必須。

着陸
服装水着
トイレなし
シャワーなし

泳いだ後のフルーツや甘いものってなんでこんなに美味しいんだろう。。

ラオリアン島 (Koh Lao Liang)

トラン県からスピードボートに乗り、約1時間で到着する、神秘的な景観が魅力の島。”そり立つ崖”と”見晴らしの良い洞窟”があり、ワイルドながら特別感のある場所。

ここは本当に観光客がおらず、超穴場!!

ラオリアン島は2つの島から成り立つ島で、北と南で分けた名前がついています。

北側 ラオリアン・ノーン島
南側 ラオリアン・ピー島
  • 北側 ラオリアン・ノーン島 
  • 南側 ラオリアン・ピー島

両方の島はナショナルパークの管理下ですが、メインとなるラオリアン・ピー側のみ入島料が必要。

こちら側は綺麗な設備が揃っております。救急箱なども完備され、事務室のような場所もあります。

屋根付きのスペースをはじめ、ビーチを含めいくつものテーブル&椅子があり、ピクニックをしてランチを食べました。

猫がいたりのんびりとした綺麗な島で、目の前のビーチでシュノーケルするのもオススメです。

砂浜着のため、ビーチサンダルまたは裸足推奨。

着陸船からビーチ
服装短パン または 水着
トイレあり
シャワーあり

同じく南側のラオリアン・ノーン島はメインとなる”そり立つ崖”と”見晴らしの良い洞窟”があります。

ここも砂浜着なのですが、貝殻で鋭い場所があるので裸足は不可です。

人もいない、観光客もいない、本当に何もない島なので、水等の飲み物は持参必須。

そり立つ崖は、時間帯により光が絶妙に差し込み、水面がキラキラ輝きとても神秘的な空間を感じることができます。

もう一つ、メインの見晴らしの良い洞窟はこちら

少しばかり上に登る必要があるので、小さい子などが一人で行くには少し危険です。

基本的にはツアースタッフさんが全て同行してくれるので、手取り足取り頼った方が無難です。

写真も撮り慣れているので、今回のツアーでは基本的に自分を撮ってもらう時には全て丸投げして、スタッフさんにお任せしてました。

ビーチが綺麗すぎて本当に感動!

海の上のフォトスポットでも”ここで撮りな〜”とオススメしてくれたりするので、ありがたかったです。

着陸船からビーチへ
服装短パン または 水着
トイレなし
シャワーなし

今回は3泊4日で3日間に分けてゆっくりと海を巡りましたが、いかがでしたでしょうか。

私はムック島が1番好きでしたが、海好きには本当にたまらないエリアだと思います。

まとめ

バンコクからたった1.5時間で辿り着く美しすぎる海たち。プーケットやクラビなどの観光地より物価が安く、シーフードも本当に新鮮で絶品!

島ごとに雰囲気が異なり、目的によって使い分けできて、記念になるフォトスポットも多数。離島ツアーは日帰りでトランから行けるので、初心者でも参加しやすいし、本当に安い。

11月から4月頃までが乾季のベストシーズンなので、これからが行きどきです。

ぜひ、年末年始の旅行や春休みシーズンに訪れてみてほしい魅力的な県です。

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