ランパーン県とは
タイ、北部で3番目に大きい県として知られるランパーン県。ランパーンには珍しい文化が未だに残っており、タイ国内最古の馬車が走っていたりもします。
その昔、タイ全土にはたくさんの中国系移民が移住を開始。ランパーンで始まった鶏のお皿生産はランパーンの陶器産業を育て、今では博物館や輸出ブランドとして発展した町おこしの支えとなり、歴史が深く残っています。

鶏のお皿のはじまり
今回訪れたのは、タナバディー(Dhanabadee)という、100年近く前に鶏のお皿が誕生したという工場とミュージアムが融合する陶器屋さんへ来ました。

入り口にはとても可愛い青いカラーの爽やかな鶏皿がお出迎え♡

良く見る、見慣れた鶏の器はミニ噴水にもなっていたり、とても可愛いデコレーションにもなっていました。

ミュージアムの入場料は大人100B / 子供 60B

こちらをはじめたオーナーさんは中国人のChin Simyu さん。

なぜこの鶏のお皿がランパーンで生まれたかというのも、中国から来たオーナーのChinさんが、地元の文化を取り入れたのが始まりだそう。そういう歴史などを学ぶことができます。



営業は 9am-17pm で、ミュージアムには英語ガイドツアーなどもあり、1時間毎に開催が可能だそうです。
個人ツアーは勝手に見て回って良く、今回は同じチームメンバーで回らせてもらいました。

ミュージアムの内部
中には、実際に鶏のお皿を作っている陶芸家さんのおばちゃんやお姉さんたちが何人おり、役割分担をしながらお皿を製造していました。


ミュージアムでありながら、本気の製造元でもあり、昔ながらのドラゴン窯(Dragon Kiln)を含めた伝統的な焼成技術と、現代の生産工程の融合が見られるのもこちらの醍醐味です。







キンキラキンの器や

世界最小の鶏の器なんかもありました。

世界に一つ、自分だけの鶏皿製作体験
こちらのミュージアムに入る手前にカフェと販売所があります。

このカフェの奥では

絵付け体験ができるワークショップを開催しており、選ぶ仕上がりによって出来上がりの日数が変わります。
書くだけなら乾かすのみだから10分でお持ち帰りが可能。オイル仕上げは30分後。本場の焼きものに仕上げるには7-14日後に家にお届けしてくれるそうです。

ということで、せっかくなので焼き物にしようということで、好きな土台を選びました。

鶏の器といえば、やっぱり小さなお椀なイメージなので、私はこちらに絵柄を描いていきます。

チームメンバーはコップを選び、2人で合わせて500バーツでした。安いね!
ラボの方からどんな模様を描くか聞かれ、鶏!と答えたところ、さくっと色味を揃えてくれました。

では!早速、お皿に描いていきます。

描くこと約1時間、無事に完成しました。


あとはこれを乾かして、後日焼いていきます。
お土産もこちらで
お隣には大きなお土産屋さんもあり、セラミックの商品がずらり。


器に描く見本用のマグネットを購入したけど、ちまちま見ていたら大きく描かれた鶏の絵柄のコップをお店が貸してくれました。
絵柄を描き終わってから、真面目に商品を見ることにしたのですが、実は路面にもう一つ入り口があることを発見。

やはり鶏の絵柄に惹かれるので、とっても可愛い青い鶏のお皿を購入しました。


145Bとお値段もリーズナブルで素敵!

最初送れるか聞いたところ、自分の手で持って帰るのが良いとのことで、たくさんは買うことができなかったのですが、家が近かったら茶碗やカップももっと欲しかったな〜。




陶器好きには胸キュン間違いなしの場所です!
まとめ
念願のランパーンの鶏の絵柄のお皿♡まさか自分で絵付け体験ができる日がくるとは!嬉しすぎました。
タイに住んでいなくても、旅行で鶏の器でいただくタイ料理に出会えることはあるので、その辺りチェックしてみて欲しいです。
チェンマイからランパーンへはたったの90分ほどで着くそうなので、チェンマイとハシゴして旅行するのはいかがでしょうか!
Dhanabadeeの詳細
営業時間 | 9:00-12:00 / 13:00-17:00 |
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TEL | +66 61 273 3344 |
住所 | 32 ถนนวัดจองคำ พระบาท ซอย 1 ต.พระบาท Mueang Lampang District, Lampang 52000 |
行き方 | ランパン空港から車で3分 |
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