特別な日を祝うアフタヌーンティー【Aman Nai Lert Bangkok(アマンナイラートバンコク)】

その他

Aman Nai Lert Bangkokとは

タイ・バンコクに住めば、一度は耳にしたことがあるナイラートというワード。このナイラートとは、タイの実業家ナイラート・スリポンパンさんを指す人名なのですが、バンコクの近代化に貢献した素晴らしい人物(有名なのはバスや船のインフラを整えたり、タイに初めてレモネードや氷も導入)で、BTSチットロムからプルンチットにまたがる「ナイラート・パーク」は現在も広大な土地を所有し、現在4代目のLek Nai Lertさんがマネジメントを勤めており、タイのパリスヒルトン的存在です。

そんなナイラート・パークの敷地に、満を持して2025年4月1日にオープンさせたAman Nai Lert Bangkokへ行ってみました。

このみある範囲一体がナイラート・パーク

行き方

Aman Nai Lert Bangkokへは、BTSチットロム側と、プルンチット側の両方から行くことが可能です。

今回はなるべく日に当たらず、近場まで行ける最短ルートをご紹介します。まずは、BTSチットロム駅③番出口をでます。

そのまままっすぐ進み、セントラルチットロムという建物に入っていきます。

中央エレベーターを前に右側の飲食エリアへと続く道へと進みます。

ここも真っ直ぐ突き抜けて、正面エスカレーターを降ります。

降りた目の前のTWGの左横を見ると、建物の出口があるので、こちらから外へと出ます。

すると、目の前に一際高い建物が見えるのですが、こちらがAman Nai Lert Bangkokです。

ホテルの内観紹介

こちらAman Nai Lert Bangkokは36階建ての高層の建物です。

セキュリティーがとてもしっかりしており、基本的には何かしらの予約をしていないと、敷地にする踏み入れさせてくれないお堅めのホテルです。

プライベートをしっかり保つことを意識しているそうで、このような厳重な警備を取っているんだとか。

建物のエントランスは2つあり、

右手側はレジデンスオンリー、左手側はホテルへと繋がるようになっています。

ホテルの1階にあたるエリアにはちょっとした待ち合いスペースと

Aman公式のブティックショップがありますが、気軽に踏み入れるにはちょっとハードルが高い空気感でした。

19階にロビーフロアがあるということで、上へと進みます。

19階へと着きました。

目の前には大きなレセプションがお出迎えしてくれるのですが、タイ語を習ったことがある方は気付くかもしれませんが、後ろのコマで出来たアートには “๑” と書いてあります。分かるかな?

このタイ文字で1を表すアートは、ナイラート家は全てにおいて1番であるという象徴を兼ねているんだそうです。ちなみにここの住所もソムキッド1!すごいです。

ナイラート・パークもそうなのですが、とても歴史のある重要文化財などもあり、それらをモチーフにしたアートやインテリアがホテルの内観の要所要所に落とし込まれています。(ぜひ探してみてね)

宿泊者、もしくは、アフタヌーンティーやイタリアン、バーを利用する方に限り、プールエリアへも訪問可能ということで、張り切って観に行ってみました。

都心の中心にあるとは思えぬほど、閑静でゆったりとした雰囲気を感じることのできるメインプール。

こちらのプールサイドにあるバーでは、Aman Nai Lert Bangkokでしか味わうことのできない、Sompong Lagerというクラフトビールを楽しめます。このSompong(สมพง)とは、このプールエリアに大切に守られている木の名前で、バンコクでTOP3に入る長寿の木だそうです。お土産にプレゼントするのも良さそうですね。

こちら全体を手がけたデザイナーは数々のAmanを担当するJean-Michel 率いるチームだそうで、Aman Tokyoもそのうちの1つです。

その関係からなのか、レセプションフロアには大きな盆栽のようにも見える素敵なツリーアートがあります。

これもナイラート・パークから歴史ある木をオマージュし、6,000枚のゴールドに輝く葉が付いていたり、水辺にはロイクラトンをイメージしたデザインがあしらわれていたりと、全面にタイを象徴しているそうです。とても素敵でした♡

ラウンジバー 1872

アフタヌーンティーを楽しめるのは、ラウンジバー1872で、こちらは夕方からお酒も楽しめるバーにもなります。

わずか10テーブルもないほど、ゆとりたっぷりの贅沢な空間の使い方は圧巻。

テラスもありますが、開放感抜群!!

今回はお友達の誕生日を兼ねて、初めての来訪です。今時期のタイはサマーメニューシーズンなので、シグニチャーの夏らしいアフタヌーンティーを楽しめます。

チラッと映り込んでいるグラスはウェルカムドリンクで、アップルサイダーを薄くしたような味の爽やかなモクテルでした

2名分 3,900++で、1人1つティーを選ぶことができます。こちらで提供されるBoyateというティー類はチェンマイ産のものだそうで、中には日本からの抹茶なども楽しめるという新しい試み。

今回初めて訪れたので、AMAN NAI LERT BANGKOK のシグニチャーブレンド[Summer Meadow&Mango and Sticky Rice]と、私のわがままで[Aman Kyoto Matcha]も追加オーダーしました。

お酒が好きな方はシャンパンもぜひご一緒に♡

  • Bruno Paillard Première Cuvée Extra Brut 900++
  • Bruno Paillard Rosé Premium Cuvée 1,200++
  • Ruinart Blanc de Blancs 1,200++

シグニチャーアフタヌーンティー

フランス出身のパティシエ Florian Couteau 氏が直々に説明してくれたサマーメニュー

とってもシックで好みのデザインに、本格的なお抹茶の陶器が、より一層雰囲気を醸し出してくれています。

お誕生日メッセージをお願いしたところ、こんなにクールにプレートをシグニチャーメニューのMelon Parfaitに添えてくれており、お友達も喜んでくれました!

上段からスイーツ4種、セイボリー4種、ソルベ、パフェ、スコーンと幅広く豊富なラインナップで揃った様子は美しく、見とれずにはいられません。

まずはトマトとレッドペッパーのソルベから。

Tomato and Red Pepper Sorbet

濃厚なトマト感と、さっぱりと効くレッドペッパーの相性が暑い日が続く今にぴったりのメニュー。まるでコースの始まりくらい、レベルが高く驚きました。

続いて、最後に食べてくださいと説明してもらったけど、居ても立っても居られずに食べてしまったシグニチャーのメロンパフェ

Melon Parfait

溶けちゃうかな?と思ったのですが、意外としっかりしており、最後に食べても大丈夫そうな安定感。タイとフランスのメロンを使用しているということでしたが、タイのメロンの美味しさを侮っていてごめんなさい!と思うほど、こちらもとても甘くジューシーでお気に入りのメニューでした。アレルギーがあってメロンがあんまり得意じゃないのですが、これだけは別で食べに来たいと思うほど美味しかったです。

まずはスコーン2種

Plain, Blueberry (Homemade Banana and Passion Fruit Jam, Lemon Curd, Clotted Cream)

ここからはセイボリーです。

Trout Tartlet
Duck Confit Waffle
Alaskan Crab Canelloni
Shine Muscat Tartlet

たっぷりと夏を感じることのできるメニューでまとまっています。

続いてスイーツ、

Aman 70% Signature Chocolate Tartlet

チェンマイ、チャンタブリ、ペッチャブリー産のタイ国内のチョコレートを贅沢に使ったメニューは、シェフのAman Nai Lertへの想いを感じることができるはず。

Pistachio and Berries Layer Cake
Apricot and Whisky

シェフが大好きだというニッカウイスキーが使われた大人なスイーツは、日本人としてとても嬉しかったです。果物本来の甘みを生かし、余分な砂糖に頼らず風味を際立たせるのが得意だそうで、それぞれが全く異なる味わいで楽しませてくれます。

まとめ

大好きで憧れのアマン。オープンしてからいつ来ようかと思いを秘めていましたが、やっと大好きなお友達のお誕生日を兼ねて伺うことができました。見た目も味も最高で、また絶対再訪したいリスト入り!

とても洗練された空間は、まるで大都会にある本物のオアシス。外観から見るよりも、はるかにラグジュアリーでプライベート感たっぷりの最高の心地良さです。

いつか宿泊も目指して、次はレストランに訪れてみたいと思います。

Aman Nai Lert の詳細

営業時間14:00 – 17:00
TEL+66 2 035 1111
住所1 Soi Somkid Bangkok 10330
行き方BTS チットロム駅から徒歩5分
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