カオラックとは
タイ南部・プーケットから車で約1時間少し走った場所に現れる手付かずの緑も残る自然豊かなカオラック。
サーフィンをする方や、海遊びが好きな方には馴染みのあるビーチリゾートですが、タイの中でも屈指の美しさを体験できる海として有名な離島「シミラン諸島」へのアクセスもしやすく、プーケットに次ぐ知名度の高い県です。
今回訪れたのはゆったりとした時間を過ごせるリゾート。日本から来た親友とプーケット旅行の予定を変更してカオラックへ訪れました。
宿泊した Casa de La Flora(カサデラフローラ)はまるで自然と一体化したような秘境感すら感じるラグジュアリーな大人リゾート。

35室しかない全室ヴィラタイプですべてがプライベートプール付きという贅沢な造りで、静けさと美しさが調和した空間は究極の癒しそのものです。
チェックイン
今年で20周年を迎えたそうなこのホテルは、近年リノベーションを終えたばかりだそうで、洗練された空間。







今まで宿泊して来たどのホテルよりも、大人のリゾートっぽい素敵な雰囲気があり、雨季のシーズンにも関わらず海外からの観光客が多く宿泊しに来ている様子がメインプールからも伝わってきました。

お部屋は目の前に広がるアンダマン海一望のオーシャンビュー
大人2人が過ごすのも、リビングとベッドルームに分かれているので十分の広さがあります。



高波が打ち付けるほど満潮時の波が強い時間もあるのですが、そんなことを感じないスカッとしたお部屋の雰囲気

チェックインをする時にお部屋のアロマを選べるということでレモングラスの香りにしていただきました。

モダンでスタイリッシュな建築デザインながらも、木の温もりや自然光を感じられる設計。

ウェルカムフルーツが冷蔵庫の中に入っていたのですが、その他お水以外は有料

コンビニまでも10分ほどなので歩いていくことはできますが、面倒な方にはパントリーが揃っているのはありがたいサービスですよね。飲み忘れちゃったけど、コーヒーマシーンにはスタバのカプセルがあり贅沢。

バスローブからビーサン、


アメニティもしっかり揃っており、手ぶらでも来れる充実さ。

シャンプー類はタイブランドの THANN のアロマティックウッドが置いてあり、大好きな香りにテンションが高まりました。

丸いバスタブは見た目以上に大きく、旅の移動疲れをとるのにぴったり。ジャグジーや、開放的な空間にも癒されるので毎日浸かりました。

レインシャワーもヘッドが大きくてとても使いやすかったです。
一つだけ覚えておいて欲しいのが、バスルームにつながるベッドルームとの仕切りがガラス扉で上に隙間が空いているということ。

お部屋にスピーカーがあるので音楽をかけたり工夫したら問題ないですが、付き合いたてのカップルとかは少し恥ずかしいかもしれません。
プライベートプール
目の前はアンダマン海ですが、ホテル目の前はビーチが無いエリアなので砂浜を歩くには少し遠くのビーチまで行く必要あり。しかしここでは全室プライベートプールがついているというラグジュアリーさなので、海に歩いて行く必要なし!

すでに日本では海やプールに入れるシーズンを外れているので、親友ちゃんが喜んでプールで遊んでいる様子を、リビングからぼーっと眺めていました。

(この日雲海の為に4:30起きしたので午前中は常にぼーっと。笑)
「何もしない時間」が、ここでは最高の贅沢。読書をしたり、プールでのんびり過ごしたり、ただただ風を感じたり、、

都会の騒々しさから解放され、最高のリトリートになります。
朝日が輝くオーシャンビューの贅沢
明るいなぁ、とゆっくり目覚めると、お部屋には窓の隙間から朝日が差し込んでいました。
お天気が良い日には目の前にこれほどまで青々とした海を見ることが出来ます。

これがアンダマン海の強み。
どの部屋からも海を望む設計になっているようですが、海を全面に感じたい方はオーシャンフロントビューの海ぎわのお部屋をリクエストしてみてください。まるで波の音とともに暮らしているようなどこか懐かしい感覚に包まれます。
どこを切り取っても絵になる空間は、まさに癒しの美しさです。

ランチ不要!極上のブレックファースト
このホテルのもうひとつの魅力!いや、メインかもしれないホスピタリティが朝食の豪華さ。なんと朝食は6:00〜14:00までオーダー制で、しかもフリーフローのシャンパン付き!

会場はホテル施設内の唯一のレストラン「La Aranya(ラ・アランヤ)」




朝からスパークリングワインを片手に、刺身やステーキなど、まるでディナーのような贅沢メニューを堪能できます。

こんなに豪華と知らずに、チェックイン時の説明で14:00までのモーニングですか?と2回も聞き返してしまったのですが笑、”朝早く起きたくない方もいますので〜”と説明され、その言葉に納得。14:00まで楽しめる理由がここには詰まっていました!


ビュッフェではないにしろ、何度でもオーダーしていいアンリミテッドのメニュー。種類豊富なメニューから満足行くまで時間制限等もなくオーダーできるので、「朝寝坊してもOK」「ブランチをゆっくり楽しみたい」という人にもぴったりです♡

私たちは2日目の雲海を見に行った後と、3日目の空港に向かう前のブランチで、どちらも優雅に楽しませてもらいました。




周りを見ていると、お食事を済ませてから改めてスパークリングワインを嗜むご夫婦も多くおり、時間がゆっくりと流れていくのを感じました。

ホテルレストラン
1日目は強めの雨が降ったり止んだりとまさに雨季のようなお天気だったので、ホテル内の施設でランチとディナーを食べました。
モーニングと同じ会場の La Aranya は、イタリアン×タイ料理を融合させたレストランで特にイタリアンが美味しかったです。


以前ミシュランレストランで経験を積んだシェフが監修したものもあり、今も一部のメニューが受け継がれています。

ポン酢仕立てで美味しかった〜!!
素材の味を引き立てる繊細な味付けに加え、カオラックが海の地と言わんばかりのメニューに書いてないほどゴロゴロ入ったシーフードたち。

ホタテに、サーモンに、見えてないけど大きなエビが4、5個も入っていました!
親友が到着した瞬間から食べたいと言っていた”美味しいパッタイ”

川海老の大きさ、凄かったです。全体的にボリュームもあり、大満足すぎるくらいお腹いっぱいになりました。
次の日の早朝雲海に備え早めのディナーはタイメインのメニュー。

昼夜メニューが変わらなかったので、親友が食べたい タイ料理+肉欲高い私 のリクエストでこんな感じのまとまりになりました。


サーモンのソムタムが、まさかのマリネとかではなく焼き鮭!これには笑いました。
みーんな大好き海老味噌がたっぷり入った大きな川海老のトムヤムと、

たっぷり乗ったチーズ風味のマッシュポテト。

お肉はもちろん、このマッシュポテトが絶品で止まりませんでした。
どのお料理も完成度が高く、リゾートのご飯という域を超えたクオリティでまるでイタリアンレストランです。
ビールで乾杯しようとして頼んだジンジャービール

これがまさかのノンアルで、笑いましたと同時にお勉強になりました。笑
アクティビティー
ホテル施設にはさまざまな無料のアクティビティーがあり、常時参加可能。

レセプションに参加したいアクティビティーを伝えて予約します。
ライブラリールームや


ジム、



スタジオ、

スパなども充実してます。



カオラックの魅力「雲海」
今回大々的に伝えたいカオラックの魅力は、なんといっても海と山の両方を楽しめる中の「雲海」

美しいビーチリゾートでありながら、少し山に入ると一年中幻想的な雲海が見られるのもこの地ならではの凄み。一年を通して雲海が楽しめる場所はタイでも珍しく、自然が織りなす景色はまるで絵画のように美しく、感動。

ぜひ雲海へも脚を運んでみてください。
雲海の記事はこちらから
ローカルナイトマーケット
何度かホテルから外へ出て覚えたのですが、大きな道路に向かって歩いていくと、夕方から始まるバーやレストランが集結した賑やかなエリアがありました。
ホテルから徒歩約15分ほどの場所にカオラック・ナイトマーケットがあり行って見たのですが、なかなかの広さ。

地元の人で賑わうマーケットと思っていましたが、平日だったためオール観光客。タイ雑貨やフルーツ、タイ料理などありとあらゆるお店が並び、ローカルマーケットのの空気をたっぷりと満喫できます。


まとめ
“インドに行きたいね”の一言からはじまり、最終的にはカオラックになった今回の女子旅。プーケットに住んだことのある親友も大満足の、自然と調和しながら贅沢な時間を過ごせた Casa de La Flora のリゾート溢れる宿泊。
時間とお金に余裕ができるようになったからこそ、今回叶ったカオラックの滞在ですが、15年来の友と過ごす時間は至福そのものでした。人生で見てみたかった雲海も、とても美しく大感動!
女子旅にも最高だったけど、パートナーとのんびり過ごすのにもとてもオススメしたいホテルです。
Casa de La Flora の詳細
営業時間 | Check In 14:00 / Check Out 12:00 |
---|---|
TEL | 076428999 |
住所 | Khuk Khak, 67 213, Takua Pa District, Phang Nga 82220 |
行き方 | プーケット空港から車で1時間 |
SNS | HP / Instagram / FB |
地図 | Google Mapで開く |
コメント